伝統の漁場、極上の天然物、
そして熟練の職人技。
どれを欠いても、
最高峰の鰆は生まれなかった。
響灘は、関門海峡の影響で潮の入れ替わりが絶えず、餌も豊富な日本有数の漁場。
この海で育った鰆は、脂がたっぷり乗りつつも身は引き締まった極上品です。
さらに「藍の鰆」はすべて一本釣り。
丁寧に釣り上げ、迅速に船上放血神経締めを施すことで、
これまでの常識を覆す一匹をお届けできるのです。
新鮮な食感と脂を活かすか。
熟成させて旨味を引き出すか。
なんと贅沢な問題だろう。
「藍の鰆」を語る上で欠かすことができないのが船上放血神経締めという匠の技。
日本最高峰の技が、なんと数週間にもわたる長期熟成を可能にしました。
黒ずむこともなく、5日目以降になれば旨味の変化がはっきりと感じられます。
さらに、揺れる船上においても一本ごとに毛布でくるむなど繊細な作業を徹底。
打ち身も血の残りもない透明感ある身は、抜群の鮮度と奥深い味わいも自慢です。
出荷しても、終わりにしない。
料理人とやりとりを重ね、
目利きの精度を高めつづける。
藍の匠衆が常に胸に秘めているのは、料理人とともに最高の一皿を作り上げること。
だからどんな料理人が、いつ、どんな料理に使うのかまでニーズを細かくヒアリング。
最適な一本を見極め、血を抜く量を微調整するなど処理も細部までカスタマイズ。
10年以上に及ぶ料理人との意見交換で編み出された、「藍の鰆」だけのこだわりです。